第28回 開催日

2024年47日(日)10:0015:30
(雨天決行)

終了いたしました

なにわフェス事務局長の飯田日記⑤

昨日「いいだ人形劇フェスタ」は終幕。

私も大阪でこれを書いている。

5日(土)夜、最後に花火が上がったので載せておこう。

 

フェスタも飯田祭りも4年ぶりだ。
地元の人には感慨深い花火だろう。

今回お世話になった「ホテル弥生」さん。
声を大にして言いたい!!「ホテル弥生は最高だ!!」

綺麗!スタッフが感じいい!部屋が広い!
廊下の冷蔵庫のお酒は全て「200円」!
(ビジネスHは350缶ビールが350円だったりするでしょ?)
大浴場は終夜~朝九時まで入れる!
(これでサウナがあったら関係ない時でも泊りたい)

そして、そして「安っすい!」
精算の時に「もっと値上げしていいんじゃないすか?」
と本気で言ってしまった。

そんな弥生さんをチェックアウトし、
『かざこし子ども子どもの森公園』へ。

「なにわ」の「紙芝居わんぱく万博」で
いつもまとめ役をしてもらっている
「たっちゃん」プロデュースの紙芝居特集を見に行くのだ!

めちゃめちゃ綺麗な施設が公園内にある・・・しかし!

「紙芝居特集」昨日だった!!(゚Д゚;)

なんとプログラムの日付が1日「ミスプリ」していたのだ。
・・・・・・・
しかし、責める気にはなれなかった。
イベント準備は常に「流動」する状況を、
それでも一つもミス無く整理整頓しなくちゃならん。

分かってる、分かってるんだが、、、「人間だもの・・・」
明日は我が身だ。
「HPとSNSでは訂正してたんですけど・・・」
恐縮する現場のスタッフさんを責めてはいかん。
同じ「運営側」の人間として背筋が凍った。

だが、おかげで想定外の
「乳幼児向けのパネルシアター」を1本鑑賞。
ギリギリだったので、
「子どもを連れてない50絡みのおっさん」が乳幼児に交じって、なぜが2列目に座るはめになった(^^;)

ママ連の目が少し気になるが、
しか~し!!
私の心はもはやそんな事では全然折れない。慣れっこだ。
手拍子にもコール&レスポンスにも全く参加しないが、
がっつり鑑賞。
そして最後には誰よりも👏しますよ(^^;)

「かざこし子どもの森」は充実した公園。

無料。

無料。
(大阪だと噴水止ってそう・・・)

長野は保育園事情なども充実した県であるらしい。

山を下りて今度は「わけちゃんとBUNちゃん」を鑑賞。
期せずして「パネルシアター」2連チャンになった。

こちらは一応「子ども向け」な題材だが、
極めて大人びた(^^;)笑いのセンスで、
会場の「大きなお友達」達が大爆笑!!

こりゃすごい、いつか「なにわ」にもお呼びしたい。
中のお二人が「わけちゃんとBUNちゃん」
熟練の技のパネルシアターだった。

そして・・・そうだ!今日は最終日だ。お土産!

自分にも。

次の会場の向かうと今年4月の「なにわ」に出演して頂いた「座・とんとん」さんと再会。

そう、いつも飯田は人形劇界の人間達が「再会」する町なのだ。

すっかり「終わり」な雰囲気だが、

今回はここからもう一盛り上がりあった!

これ、よかったな~~
(内容はチラシ裏面をご参照ください)

霊媒体質な主人公の少年を人形でやっている。
人間でええんちゃう?という意見も出るだろう。
しかし、「科学では解明できないもの」を抱えた少年であり、
別人格が宿る「器」であり、「異」であることが人形であることで明確であったと思う。

デビッド・ボウイの「let’s dance」の使い方カッコ良かったなぁ。

と、最終日にイイ感じで「これで打ち止めか・・・」と思っていたら、

もいっちょキタ~!

 Long & Short Company 「A show with strings」
(from 韓国 招聘上演)

30分、ノンバーバル。
「糸あやつり人形」ではない。
写真の様に「指」を主人公に、「糸」を使い、
言葉を使わず、観客を「宇宙」にまで連れていく。

そして糸は観客全員を繋ぐ。
客席全部が笑いと、そして「連帯」という感覚に満ちていた。

素晴らしいパフォーマンスだった。

思わず「写真撮ってください!」

めちゃ腰も低い方でした。

大阪でフェスやってるとお伝えすると、

音響であり、通訳でもある方が、
「大阪にもいきたいです」と主人公の「頭」をプレゼントしていただいた。
カムサハムニダ!

・・・
という訳でこの演目をもってフェスタ2023は全て終了。

一応、オープニング公演~クロージング公演まで
ずっと居た訳だ。
お疲れさまでした。

さて、少し「運営」みたいなことも書いておこうかと思う。

今回のいいだはコロナ明け第一回目。
正直「病み上がり」という印象だった。
全てが「7割5分」という感じ。

ま、それはしょうがないだろうし、
そんなことより「再開」したことを喜ぶべきだろう。
来年再ブーストして、100に戻った飯田にまた来たいなと思う。

が、それとは別に
●「高齢化でスタッフ減少」
●「猛暑対策」
は深刻だろうな、と推察される。

だが、いいだ人形劇フェスタは人形劇界の宝だ。
皆で守っていかんといかん。

ではまた来年行きまっす!!