人形劇の図書館・潟見さんにインタビュー!

第28回の今回も、ご出演いただく人形劇団の皆さまや関係者にアンケートを実施しました。

「どんなイベントなんだろう?」「どんなパフォーマーが出演するんだろう?」

HP・ブログをご覧くださっているみなさまと人形劇団さんとの新たな出会いになれば幸いです。

今回は、三千佛堂で特集展示をしてくださる人形劇の図書館・潟見さんの回答をインタビュー形式で掲載します!

 

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人形劇の図書館や展示について教えてください!

「人形劇の図書館」は日本で唯一の人形劇の専門図書館。(利用無料ですが予約制)

人形劇・トロッコが創設し運営、人形劇とその周辺の関連図書約13,000冊、各種資料数万点を収集、公開しています。

今回、500巻以上収蔵の「街頭紙芝居」から、2019年フランスで開催した「Voyage et KAMISHIBAI」の中から選んで展示。すべて肉筆で原画といえるもの。

街頭紙芝居は1930年頃から1960年頃までの太平洋戦争を挟む期間の、子どもたちに人気の娯楽で、一枚一枚が全て手描きの絵であり、その一枚の絵が何年もかけ各地に巡回し大勢の子どもたちが観た。

「紙芝居」は「紙人形芝居」つまり「立絵」から転化し、人形も一枚の「平絵」の中に描かれ、「人形」が外れ「紙芝居」となったといわれています。

 

今回のフェス参加に関してメッセージをお願いします!

昨年の人形劇の図書館コレクションの展示「現代人形劇の100年」は、なにわ以降、飯田、東京、横浜、京都でも企画展示として開催し、多くの方々にご覧いただきました。

1923年に始まった「子どものための人形劇」と「新興芸術の人形劇」の二つの流れが、「現代人形劇」となり100年目を迎えたのでした。

人形劇は「上演する」「観る」だけでなく、いろいろな人形劇への興味、楽しみ方をもつことで「人形劇の文化」といえるものがひろがります。それは人形劇が大きく展開するには大きな要素なのです。

 

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ありがとうございました!

昨年の第27回に引き続き、特集展示をしてくださいます。今回は「旅する街頭紙芝居」!

昭和の子ども達を熱狂させた街頭紙芝居の、とっておきの秘蔵展示です!

当日は潟見さんもいらっしゃいますので、お話しも聞けるチャンスです。

⑪茶臼山では「紙芝居わんぱく万博」も開催します。人形劇も紙芝居も、まるッと楽しめちゃうなにわ人形フェス!ぜひお越しください!🏃‍♀️🏃🏃‍♂️💨

 

特集展示 人形劇の図書館コレクション展

『世界が見た!旅する街頭紙芝居 VOYAGE ET KAMISHIBAI』

⑧三千佛堂にて 10:00〜15:30の終日展示を行なっております。

こちらの展示は無料でご覧いただけます。お見逃しのないように!

詳細は 【こちら】 をクリックでご覧いただけます。

 

■人形劇の図書館 ホームページ http://www.torokko-puppets.com/library.html