第28回 開催日

2024年47日(日)10:0015:30
(雨天決行)

終了いたしました

人形劇団ポポロさんにインタビュー!

第28回の今回も、ご出演いただく人形劇団の皆さまや関係者にアンケートを実施しました。

「どんなイベントなんだろう?」「どんなパフォーマーが出演するんだろう?」

HP・ブログをご覧くださっているみなさまと人形劇団さんとの新たな出会いになれば幸いです。

今回は、人形劇団ポポロ代表の山根宏章さんの回答をインタビュー形式で掲載します!

 

*****

 

人形劇団ポポロさんや作品について教えてください!

1972年に座主の山根宏章が一人で創立。《いつでもどこでも誰にでも》を合言葉にあくまでライブにこだわりつつ人形劇の可能性を求めてギニョール劇を中心にマスク劇シルエット劇マリオネット劇舞台劇の各手法も取り入れながら創作しています。劇団員は8名のほか外部スタッフ6名の力も借りて日本全国で劇場・学校・幼稚園・保育園・児童館・図書館などで公演活動を行なっており、海外でもいろいろ公演しています。

今回の作品は、田島征三作絵本「だいふくもち」を原作の味わいをいかし乍らも人形・舞台装置に新しいアイデアを注いで、フレッシュでライヴな感覚の人形劇に仕上げました。

 

最近「いいな〜、素敵だな〜」と思ったことを教えてください。

3歳の孫娘が今までできなかったトイレでの排便を先日一人で出来たことを得意そうに教えてくれたと思ったら、その後どうしてもやめられなかった《指しゃぶり》も全然しなくなったと聞いて、自立していくって素敵だなあと87才目前のぼくは羨望のかぎりです。

もう一つは、いろいろな方がなくなられていく中で、坂本龍一さんとか谷村新司さんが亡くなられる寸前まで次の作曲やライブ公演のことを考えていらっしゃった話を伺って「ああ素敵だなあ、ぼくもそんな風に生きたいなあ」ってしみじみ思っています。

 

最後の晩餐は何が食べたいですか?

自分の作った<ラタトゥイユ>を家族や仲間と一緒に食べたいなあ…。でも願いはかなうかな?わかりません。

 

さいごに、今回のフェス出演に関してメッセージをお願いします!

原作の絵本は土佐弁で書かれており、その言葉の力に魅せられて人形劇にしようと思いました。言葉の響きと力が、おとなにも子どもにも作品のふしぎな世界を伝えるカギとなっているように思うので一つは伝統的な語り芸の表現方法によるひとり芝居ともう一つはそうではなく分かりやすい現代語によるものと二つのタイプで創作してみました。上演してみると年齢的にさほどの差なく受け入れられたのですが4人の役者で演ずる比較的にぎやかで明るいタイプの方を今回上演することとなりました。一つのタネで二度おいしい果実のもう一方もいつか賞味して頂けたらいいなあと思っております。

 

*****

 

ありがとうございました!

超人気の人形劇団ポポロさんが、なにわ人形フェスに登場します。

上演作品「だいふくもち」は、読んだことのある方も多いかもしれません。ご家族みなさんで楽しんでいただけます🌸✨

 

人形劇団ポポロ 『人形劇「だいふくもち」』

⑦シアター倶楽にて 10:45〜 / 13:30〜 の二回上演します!(上演時間約35分、定員109名)

フリーパスが必要な公演となります。お見逃しのないように!

演目の詳細は 【こちら】 をクリックでご覧いただけます。

 

■人形劇団ポポロ ホームページ http://www.pup-popolo.co.jp/